成年後見サポート

コスモス成年後見秋田の入会前研修(3)


9:30からユースパルで開催されたコスモス成年後見秋田の入会前研修(3)に出席しました。

今日は、相談機関、事務報告、変則的な類型による後見事務、生活保護のケース、任意後見の事例、終了事務、死後事務委任、業務報告の必要性と報告書の作成などを研修しました。

特に「任意後見の事例」の講義は、講師のリアルな実務経験の内容であり、とても勉強になりました。
いかにご本人との信頼関係を構築していくか?その重要性と難しさを感じました。
ご本人が自分の考えや希望等をありのままに言っていただけるようになればベストと思いますが、ご本人は全くの他人に話すのですから、最初からはなかなかそのようには容易にいかないと思います。ご本人が少し話してくれるようになれば、こちら側としては傾聴のスキルが必須になります。そして信頼関係が少し築きかけてきているかなというところまでになるためには、何回も何日も時間をかけて真摯に対応していかなければならないと思います。そのためには、仕事としてのコミュニケーションだけではなく、世間話的なことも、人間対人間の信頼関係ですから必要になります。
人間同じ人は存在しないのだから、相手との違いを尊重し、焦らず少しずつでもコミュニケーションをとりながら、ご本人との信頼関係を構築していくことが必要であり、重要なのかと思います。

私は、前職の時からむずかしい仕事の相談にのることは嫌ではありませんでしたし、どちらかというと好きでした。やりがいも強く感じておりましたし、相談してきた方とはコミュニケーションをうまくとれていると自己評価しておりました。
また、開業後、行政書士として仕事の相談を受けても、やりがいを感じて対応しております。
仕事の内容が全く違いますが、成年後見サポート関係は内容が内容なだけに相手方と信頼関係を築くことが「なかなか難しいぞ!容易では無いことは間違いない。」と思っております。そのためにも入会前研修を受けているのですから・・・