秋田県行政書士会の「業務研修会」に出席しました
本日(10/4)午後、秋田県教育会館にて開催された秋田県行政書士会「業務研修会」に出席いたしました。
研修会の内容は、第一部「改正相続法について」講師:三木 茂 先生(秋田県行政書士会業務部次長)、
第二部は「行政書士として知っておくべき成年後見制度の実務」講師:岡部 享 先生(秋田県行政書士会監察部部長)でした。
第一部「改正相続法について」では、
2020年4月1日施行の「配偶者居住権及び配偶者短期居住権の新設」、2020年7月10日施行の「公的機関(法務局)における自筆証書遺言の保管制度の創設」がとても勉強になりました。
もうすでに今年1月13日から施行されている「自筆証書遺言の方式緩和」、今年7月1日から施行されている「遺産分割等に関する見直し」「遺留分制度に関する見直し」「相続の効力等に関する見直し」等々については、
概略を知っていたつもりですが、あらためて勉強になりました。細かなところは今後自学自習しなければと思っております。
第二部「行政書士として知っておくべき成年後見制度の実務」では、
「成年後見制度の基礎知識」「法定後見制度について」「任意後見制度について」「高齢者虐待防止法」の講義がありました。私は以前に投稿しているとおり、7〜9月、一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター秋田県支部の入会前研修を受講しておりました。先週土曜日の最終日は岡部講師がご担当でした。今回の業務研修会は入会前研修の復習になったことはもちろん、岡部講師が実際に取扱った任意後見と法定後見の実例を教えていただき、あらためて成年後見業務は「支援する本人の人生を背負う覚悟をしなければやっていけない」大変な業務であると再認識いたしました。
今回の業務研修会では、両講師から私なりに刺激を受けました。新たなモチベーションが私の中に作られてきているようですので、今後さらに自学自習していきたいと思います。
両講師の先生方、ありがとうございました。